誤配達の荷物を破棄…???
ある日、Amazonから自分が注文していない荷物が届きました。
「何だろう?」と伝票を確認すると、宛名も住所もまったく違う……。地名の表記が少し違う“地割違い”で、明らかに誤配送です。
慌ててAmazonカスタマーサービスに連絡しました。
事情を説明すると「大変申し訳ありません。それでは配送担当の方に転送しますね」と言われ、しばらく待つと、片言の日本語を話す担当者が出てきました。
担当者:「ハイハイ、ハイキシテモラッテイイデスカ?」
え?廃棄???思わず聞き直しました。
私:「再確認します。この荷物、私が処分してもいいということですか?」
担当者:「ハイ、ソウデス。ステテクダサイ。ヨロシクオネガイシマス。」
処分……本当にいいの???
のちにわかったのですが、本来の注文者にはすでに連絡がいっており、一度キャンセルして再注文してもらうよう案内されたとのこと。
再配達には手間やコストがかかるため、金額によっては「廃棄をお願いする」ケースもあるそうです。
はぁ……そうなんだ……。でも私の電話代は……。
チャットで問い合わせればよかった……(涙)
Amazon誤配送はなぜ起こる?
Amazonで荷物が誤って届く原因は複数あります。
特に多いのは、Amazon独自便(デリバリープロバイダー/Amazonフレックス)による配達です。
独自便では、土地勘のないドライバーが地図アプリを頼りに配達することが多く、誤配送のリスクが高くなります。
私の場合も、地割表記を誤って認識され、本来は遠方宛の荷物がなぜか我が家に届いてしまったようです。
表札も出ているのに……地図アプリ頼りの配達、恐るべし。
「廃棄してください」と言われるケースとは?
Amazonに問い合わせると、「廃棄してください」と案内されるケースがあります。主に以下のような場合です:
- 小物や封筒サイズなど、低価格の商品
- 衛生用品など再販できないもの
- 返送コストが商品代金より高い場合
つまり、Amazon側が「返品コスト>商品価値」と判断した場合、返送せず廃棄対応となることがあります。
もちろん、これはAmazon側の判断であり、利用者には一切責任はありません。
Amazonと他社(ヤマト・佐川・郵便局)の対応の違い
Amazon独自便(Amazonフレックス/デリバリープロバイダー)
- 誤配送の際、「返送不要=廃棄してください」と案内されることがある
- 特に小物や封筒サイズの商品で多く見られる
ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便
- 誤配送が判明すると、ドライバーが回収し正しい宛先へ再配達
- 「廃棄してください」と案内されることはほとんどない
👉つまり、「廃棄対応」はAmazon独自便特有の処理方法です。
誤配送でやってはいけないこと
- 勝手に開封・使用する
- フリマやメルカリで転売する
- そのまま放置する
誤配送された品物の所有権は、購入者にあります。勝手に開封・使用すれば、横領にあたる可能性もあります。
必ずAmazonに連絡し、指示に従いましょう。
Amazon誤配送の正しい対処法
誤配送に気づいたときの正しい対応は以下のとおりです:
- 開封せずにAmazonへ連絡する
- 宛名・住所・伝票番号を伝える
- 返送か廃棄か、Amazonの指示に従う
- 念のため写真を残しておく
この流れで対応すれば、トラブルに発展することはありません。
誤配送とペナルティの裏側
「廃棄してください」と言われても、受け取った側からするとモヤモヤが残りますよね。
私も、フリーダイヤルにかけたら英語の自動音声が流れてビックリ。
「詐欺?!」と一瞬思いましたが、調べると携帯専用番号にかけ直す必要があり、サポートにたどり着くまで少し手間取りました。
気になったので、担当者や配達業者にペナルティがあるのか調べてみました。
- カスタマーサービス:マニュアル通りの対応が基本。ペナルティなし
- 配達業者(Amazon独自便):誤配送は評価に影響。案件数に影響する可能性も
- Amazon本体:廃棄はコスト判断。利用者に責任なし
私の体験談(地割違いで遠方宛の荷物が届いた)
今回、私のもとには遠方宛の荷物が誤配送されてきました。
Amazonに連絡したところ、「廃棄してください」と案内され、驚きつつも処分しました。
最初は不安でしたが、Amazonから「利用者に責任はありません」と明記されたメールが届き、安心しました。
写真も撮影し、自治体のルールに従って廃棄しました。
本当に、Amazonの誤配送は誰にでも起こりうると実感した出来事でした。
私が感じたこと
今回の誤配送を通じて感じたのは、住所や地図情報のダブルチェックがいかに大事かということ。
また、コスト優先で廃棄を指示するような“機械的な対応”は、どうしてもモヤモヤ感が残ります。
一方で、私が日々取り組んでいるハンドメイドは、一点ものを手作業で丁寧に届ける世界です。
梱包も発送も心を込めて行っているので、誤配送なんてあってはならないこと。
誤配送を受け取ったことで、改めて「届けることの大切さ」を考えさせられました。
まとめ
Amazonの誤配送がもし起こったら、絶対に開封せず、まずはAmazonに連絡しましょう。
「廃棄してください」と言われても、それはAmazonの責任であり、利用者には責任はありません。
落ち着いて、指示に従えば大丈夫です。
また、置き配や誤配送が不安な方は、Amazonボックスや宅配ボックス、補償サービスの活用も検討すると安心です。
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